なんでもマルチメディア(603):カナリア諸島旅行(3)

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 朝7時にホテルを出発して空港に向かった。途中で海から大きな朝日が顔を出した。飛行時間20分で、9時半にテネリフェ島の北空港に着いた。テネリフェ島には北空港と南空港があり、北空港のほうが大きい。着陸前にテネリフェ島のシンボルで富士山のように形がよいテイデ山がよく見えた。

 

 テネリフェ島は円盤に柄をつけたしゃもじのような形をしている。円盤部分の直径が約60kmでその中心にスペインの最高峰テイデ山(標高3,718m)がある。柄の部分が北東に延びていて、その中央部に北空港がある。

 空港では現地女性ガイドのパトリシアさんが待っていた。パトリシアさんはフランス人で、24年前にテネリフェに移住したという。陽気で健康的。癖のないわかりやすい英語を話す。

 

 最初に訪れたのは空港からあまり遠くない、世界遺産の古都ラ・ラグーナ。グランカナリアのテロールと同様に、木造のバルコニーが目につく。黒光りしている松の木で造ったバルコニーには細かい彫刻が施されていて、ネパールの建物を思い出した。町中を一回りしてからマーケットを見学。果物や魚、花などの種類が多く、色が鮮やかだ。(写真参照)

 


tenerife-island(Mt-Sea).jpg ラ・ラグーナから北東に進み、クルーズ・デル・カルメンの見晴らしがよいレストランで午後1時に早めの昼食。ゆでたジャガイモから始まり、メインは厚さ2cmほどの大きなポーク。

 ここから東に進み、テイデ山がよく見える展望台まで車で登った。この後、青い海と黒い岩が美しい海岸の村タガナナに下った。この村に下る道はアップダウンとカーブが激しく、終点がない高速ジェットコースターのようだった。(写真参照)


 今日の観光はここまでで、島の東海岸の高速道路を延々と走り、ホテルに向かった。ホテルは島の南部の新開発リゾート地ラ・カレータの新しい五つ星ホテルシェラトン・ラ・カレータ。庭にいくつもの

 

laguna-schech.jpg

ールがあり、その先の海岸の砂浜にも出られる。

都丸敬介(2009.7.2

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