6月4日(木)
朝9時半にホテルを出発し、ラス・パルマスの旧市街を皮切りに、グランカナリア
島の北部に散在する町や村を回った。
ラス・パルマスの旧市街のヴェゲタにはカナリア様式といわれる大聖堂がある。大
聖堂の前は広場で、裏手に博物館になっているコロンブスの家(写真)がある。ここ
で高校生のグループと一緒に写真を写した。コロンブスの家を一回りしてバスに乗
り、次の目的地アルーカスに向かった。
アルーカスでは1901年に建設された、フランスで見られるような堂々とした教
会に入った。ステンドグラスが美しかったが、教会の内部は写真撮影禁止になってい
て写真に収めることができなかった。
次に訪れたテロールの聖母ピノ教会は若い女性のようにすっきりしている。この教
会の前で町長さんが観光客になにか説明をしていた。教会の前の通りに面した家々に
はみな木造のバルコニーがついている。これはカナリア諸島のどこにもある伝統的な
スタイルだが、屋根の上に沢山の小さな木が伸びている家があるのが面白い。日本の
山村で藁屋根の上に草が生えているのと似ている。
海岸の村プエルト・デ・ラス・ニエヴェスのレストランで昼食。野菜サラダ、大き
な白身の魚、デザートのムース、白ワインとリカーというデラックスな昼食だった。
タマダバ国立公園のカナリア松の原生林や、谷に沿って広がる農地、ジャカランダ
(写真)をはじめとする道路脇に咲き乱れる花などを見ながらホテルに戻った。
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