なんでもマルチメディア(601):カナリア諸島旅行(1)

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今月(20096月)初旬、大西洋に浮かぶスペイン領カナリア諸島に行ってきました。

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昨日成田を発って夜遅くマドリードに着いた。早朝の飛行機に乗るために、朝6時半にホテルをチェックアウト。ホテルから空港までは30分程度。ホテルで用意してもらった朝食を空港のベンチで急いで食べた。空港のメインビルディングと搭乗口があるMビルディングは離れていて、構内の連絡用地下鉄で10分かかった。

 

午前1015分にグランカナリア島の空港に到着した。マドリードからの距離は約2,000km。途中で飛行機の窓の下に小さな火山島が見えた。

グランカナリア島は直径60kmほどの円形の島で、中央に標高1,949mの山がある。人口は約70万人。北部のラス・パルマスが県庁所在地で、島の人口の半分が集まっている。島の南部のマスパロマスは広い砂丘があるヨーロッパ有数のリゾート海水浴場である。島の空港(といっても広い国際空港)はラス・パルマスとマスパロマスの中間にある。

 空港で男性ガイドのベルナルド・サンタナさんと運転手のラファエルさんの出迎えを受けた。ベルナルドさんはガイド歴40年の大ベテランで、島中みな知り合いのような気さくな人だ。

 

 
最初の訪問場所はヴィエラ・イ・クラヴィホ植物園。正門を入ったところで椰子の木の大群が出迎えてくれた。椰子の木は奥の傾斜地の上の方まで広がっている。正門から入って右手の道を進むと、珍しい木やサボテン、いろいろな花の木などが次々に現れる。バスで来た遠足の子供たちが行儀良く園内を見学していた。
 

 

 


rare flower.JPG 植物園を出て、島の中央にある山の頂上ティラハナ展望台に登った。島内の道は良く舗装されている。カーブが多い山道は狭くても車が少ないので快調に走れる。

 

山頂の展望台に隣接して、大きなドームがある建物があった。天体観測用かレーダーサイトだろう。展望台の真下にある巨大なカルデラはわき上がる雲に隠れて見えなかったが、隣の島テネリフェ島のテイデ山がよく見えた。2,000m近い山から見下ろす海の景色は雄大だ。この景色はミシュランの三つ星にランクされているという。

 


tenerife-island.JPG 2時半にカナリア料理で昼食。ホテルがあるラス・パルマスの、海に突き出た半島を一回りしてから、3時40分にメリア・ラス・パルマス・ホテルに到着した。五つ星の立派なホテルで、部屋の目の前に逗子湾のような形で砂浜が広がっている。右側には小さな船着き場や海に突き出たレストランがある。左側には、かなり高い切り立った崖が見える。海水浴をしている人が多い。

 夕食で味わった地元の白ワインはやや甘口で口当たりが良かった。

 

都丸敬介(2009.6.22

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