10月になり、本格的な紅葉の季節になりました。窓から見える木々はまだ濃い緑ですが、少しずつ色が変わり始めました。この季節になると、記憶のどこかに潜んでいる素晴らしい紅葉の体験が、つい最近のことのように浮かび上がってきます。
昨日(2006年10月1日)、パリのロンシャン競馬場で開催された、凱旋門賞競馬レースで武豊騎手のディープインパクトが僅かな差で優勝を逃がしました。このレースが始まる前に、パリ郊外のシャンティイで仕上げの調教を行っていることが報じられていました。シャンティイはパリから鉄道で30分ばかりで行けるので、何度か行ったことがあります。駅からシャンティイ城までの、森の中を歩く道の黄葉は強く印象に残っています。道の左手には競馬場があり、立派な建物が連なっています。城の一部かと思ったその建物が厩舎だと知ったときには驚きました。
ヨーロッパの秋は、どこに行っても紅葉ではなく黄葉です。黄葉を見た目で日本の鮮やかな紅葉を見ると、その華やかさに圧倒されます。東京で開かれた国際会議に参加したフランス人が、日光の紅葉を見て興奮していたことを思い出しました。
北関東や東北地方ではいたるところで素晴らしい紅葉を見ることができますが、裏磐梯にある自動車専用道路の磐梯吾妻レークラインの紅葉は特に見事でした。紅葉のトンネルを走り抜けなければならないのが残念ですが、その先にも次々に素晴らしい景色が展開します。ここはもう一度行ってみたいところです。
都丸敬介(2006.10.02)
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