なんでもマルチメディア(466):迷惑電話対策

最近出席した70才前後の年代の人たちの会合で、迷惑電話対策が話題になりました。話のきっかけは、会合に出席していた一人の人が、もう一人の人にいつ電話をかけても出ないがどうなっているのかということでした。
話を聞いていると、電話に出ないと指摘された人は、迷惑電話対策として「ナンバー・ディスプレイ・サービス」を利用していることが分かりました。これは、サービス利用契約をしている電話番号に電話がかかってきたときに、発信者の電話番号を電話機のディスプレイに表示するサービスです。この人は、前もって決めたいくつかの電話番号以外には応答しないと決めているのだそうです。ただし、発信者番号が表示されないときはやむをえず応答するから、発信者番号非表示の操作をして貰いたいというのがこの人の希望です。
NTTのナンバー・ディスプレイ・サービスでは、発信者がダイヤルするときに、相手の電話番号の前に「184(イヤヨ)」をダイヤルすると、発信者番号が通知されません。「184」は通話ごとの発信者番号非通知機能ですが、発信者が「回線ごと非通知」機能を選んでいると、すべての発信が発信者番号非通知になります。
 ここで話がややこしくなりました。迷惑電話をかける人が「回線ごと非通知」にしていると、この迷惑電話の発信者電話番号は表示されないので、迷惑電話に対してガードを固めたはずの人は、かえってガードが甘くなるのではないかということです。
 迷惑電話対策であれば、応答したくない電話番号を登録しておくと、この電話番号からの着信に対して、自動的に応答拒否のメッセージを送る「迷惑電話おことわりサービス(NTTのサービス名)」を利用するのがよいのではないでしょうか。
都丸敬介(2006.06.25)

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