なんでもマルチメディア(660):シニアパソコン指導で学んだこと(2)

私が2006年から指導をしているシニア対象パソコン講座は、毎年9月にスタートして、翌年7月までを1学期としています。

 基礎コースと応用コースの2つのレベルのコースを設けて、それぞれのコースの講座を毎月2回ずつ実施しています。ボランティア活動なので、教室は逗子市の設備を無料で使わせていただいていますが、助成金は受けていません。

 1クラスの定員を20人に制限していますが、受講希望者が多いので、基礎と応用のそれぞれのコースについて、曜日を変えて2クラスを設けています。したがって、毎月8回の講座を実施しています。1回の講座時間は3時間です。

 テキストは受講者のレベルや内容に対する興味を考慮して、毎回書き下ろしたものをプリントして配っています。

 受講者の年齢は60歳台と70歳台が中心ですが、80歳を過ぎてから参加した人もいます。受講者の多くは何年も繰り返して参加しています。病気になったり、家族の介護のために欠席する人も少なくありませんが、大部分の人が復帰してきます。

 3時間の講座が終わったとき、皆さわやかな顔をしています。長時間テキストを読みながらパソコンを操作するのは疲れると思いますが、興味を持ったことに集中するのは心身の活性化にすぐれた効果があるようです。

都丸敬介(2013218)

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です