なんでもマルチメディア(656):ウインドウズ8

10月25日にマイクロソフト社がパソコン用の新しいOS(オペレーティング・システム)のウィンドウズ8(Win8)を発売しました。当日パソコンショップでグレードアップ版を購入して、手元にあったウインドウズXPをWin8に改造しました。改造の目的は、指導をしているシニアパソコン教室の受講者に正確な情報を提供することです。

 Win8の最大の特徴は、ユーザー・インタフェースとして、スマートフォンで使われているのと同じ、指で操作するタブレット画面を導入したことです。このことばかりが大きく報道されているために、既存のパソコンをWin8に改造すると、全ての操作を既存のマウスではなく指で行うようになると思っている人が少なくありません。

 既存のパソコンのディスプレイには指で操作するタブレット機能がないので、Win8に改造しても従来と同じようにマウスとキーボードを使います。この場合の各種のAP(アプリケーション・プログラム)の操作方法は従来と変わりません。
 Win8パソコンを起動したときにはタブレット画面が現れますが、従来のAPを起動するとマウス操作画面になります。

 起動時の画面を見ていると、Win8はウインドウズ・パソコンとスマホを合体した複合端末を実現したということがよく分かりますが、スマホのアプリケーションにはあまり関心がないパソコンユーザーに不安と混乱を与えないために、ウインドウズ7と同じように使えるということも、分かりやすく説明する必要があります。

都丸敬介(2012年10月29日)

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