なんでもマルチメディア(655):カナディアン・ロッキーの風景

 

長く続いた連日の猛暑がようやく収まってきました。猛暑から逃げ出したわけではありませんが、8月下旬にカナディアン・ロッキーに行ってきました。複数の国立公園にまたがって南北に連なるカナディアン・ロッキーの観光の拠点は、南のバンフと北のジャスパーです。

 


 以前行ったときはバンフに滞在して、日帰りで行ける範囲を大いに楽しみました。けれども、一度はジャスパーに行きたいという想いがあったので、今回は山が好きでカナダに渡り、バンフでガイドの仕事をしている日本人の運転で、ジャスパーへの1泊旅行を楽しみました。車は北米生産のトヨタで、日本では売られていないということです。

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 バンフを離れてしばらくすると、バンフとジャスパーをつなぐ山岳観光道路”アイスフィールド・パークウエイに入ります。この道路の長さは約250kmで、交通信号は1つもありません。そのかわり、動物用の立派な道路横断ブリッジがあります。

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 カナディアン・ロッキーは海底が隆起してできた岩山の山脈です。標高2,000mほどの森林限界の上に、2,500mから3,000m級の多数の岩山が連なっています。積み重なった岩の層がはっきり見えます。828日の夜には山に雪が降り、岩の層が一層はっきりと見えました。

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 森林の樹は、大部分がまっすぐに伸びた松です。幹の太さが20cm程度で、樹齢は100年くらいなので、断面を見ても木目が分からないということです。世界自然遺産の名にふさわしい雄大で美しい風景でした。

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都丸敬介(2012929)


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