なんでもマルチメディア(613):ウィンドウズ7

マイクロソフト社の新しいパソコン用OSとしてウィンドウズ7が発売になりまし

た。ウィンドウズヴィスタの出来の悪さにはうんざりしていたので、ウィンドウズ7

 ホームプレミアムのアップグレード製品を使って、手元のパソコンのOSをヴィスタ

から7に変更しました。

 

 この切り替えの体験を参考までにお知らせします。

 ウィンドウズ7のインストールには約2時間かかりました。この中の約70分は、既存

の「ファイル、設定、プログラム」の情報を集めて、ヴィスタを7に切り替えた後で

復元するのにかかった時間です。以前、ウィンドウズXPをヴィスタに切り替えたとき

6時間くらいかかったことと比べると、2時間はかなり短い時間です。

 

 ウィンドウズ7に切り替えてわかったことですが、ヴィスタに付属していたWindows

メール、フォトギャラリー、ムービーメーカーといった、いくつかの重要なプログラ

ムがウィンドウズ7には含まれていません。ヴィスタを7にアップグレードするとこ

れらのプログラムが消えてしまうので、7へのアップグレードを実行するときは慎重

な対策が必要です。

 

 これらはWindows Liveというフォルダーにまとめられました。Windows Liveには、

これら3つのプログラムのほかに、Windows Live CallWindows Live Messenger

Windows Live Writerというプログラムが含まれています。Windows Liveは無償でダ

ウンロードして使えますが、ダウンロードには30分ほどかかりました。

 

 こうした機能変更の背景に見えることは、グーグルに対抗するオンライン・アプリ

ケーションサービスのユーザー獲得と動画情報配信の強化です。このことがユーザー

にどのように受け止められるのか、興味深いことです。

 

都丸敬介(2009.112)

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