なんでもマルチメディア(614):電子ブック

インターネットで本を読む時代がくることは、インターネットの商用サービスが始

まった1990年代から期待されたことであり、いろいろな機器やサービスが開発されて

きました。しかし、なかなか普及が進んでいません。こうした中で、米国のアマゾ

ン・ドット・コムが日本でも発売した電子書籍端末「キンドル」が」大きな話題にな

りました。米アマゾン・ドット・コムは、さらに今年10月に、電子書籍をパソコンで

読むためのソフトウェアの無料配布を始めました。

 

 私は、アマゾン・ドット・コムのサービスではなく、Flibという電子ブックをとき

どき読んでいます。これは2007年に日本国内で始まった無料サービスです。Flib

は、小説、絵本、雑誌などがあり、小説の分野には、著作権が切れた、太宰治、芥川

龍之介、宮沢賢二、など多数の作家の作品が並んでいます。絵本にはナレーションが

付いているものもあります。

 

 Flibはフリップブックの略で、本のページをめくる感じで、書面がパソコン画面に

表示されます。非常に見やすく、長時間読んでいても疲れません。

 Flibのホームページアドレスは「http://www.flib.jp/」です。キーワード検索で

Flib」と入力しても、ホームページを開くことができます。Flibを読むためには、

FlipViewer」というプログラムが必要ですが、これは無料でダウンロードしてイン

ストールできます。

 

 時間にゆとりがあるシニア世代には推奨できます。指導をしているシニアパソコン

教室で紹介したところ、かなり好評です。

 

都丸敬介(2009.11.23) 

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