なんでもマルチメディア(637):インターネット家庭教師

定年退職後体調を崩した知人から、外出が難しいので、在宅家庭教師をしているという知らせを受けました。海外に住む外国人を相手に、インターネットを利用して、フェース・ツー・フェースで日本語会話を教えているということです。スカイプを利用して、通信料なしで、お互いの顔を見ながら会話をするので、大きな教育効果を経済的に実現しているようです。

 インターネットを利用する外国語学習は、世界的に拡大していて、世界最大のオンライン語学学習サイトの登録会員数は600万人以上だということです。この場合の学習形態は、用意されている教材を使う、一種の通信教育が主体ですが、受講者同士が自由に会話をする場も用意されているようです。

 インターネットを利用するコミュニティでは、規模の大きさが注目されがちですが、家庭教師的な個別学習指導も有用です。冒頭の知人の場合のように、何千キロも離れた場所にいながら行う、外国語の個人レッスンの効果が大きいことはいうまでもありません。

 定年退職後の自由に使える大きな時間を活用する方法の1つとして、インターネット家庭教師は多くの利点を備えています。大きな収入を期待するのではなく、新しい社会参加と考えることが精神的な豊かさをもたらすはずです。

都丸敬介(201129)

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