なんでもマルチメディア(636):中国のバーリンホウ

先週、中国のGDPが日本を抜いて世界第2位になったことを、テレビや新聞が繰り返して報道していました。今日(2011124日)の朝日新聞朝刊に付いていた、「朝日新聞グローブ」のバーリンホウ「80后」の特集は中国の新人類の一面を伝える興味深い内容です。「80后」とは1980年代に生まれた人という意味で、約22千万人いるということです。

 記事の最初に紹介された上海で仕事をしている女性は、年収6000万円という、米国の金融ビジネスエリートなみの収入を得ているということです。一方では、大学を卒業しても低収入にあえいでいる若者が多いという、社会的なひずみをこの記事は紹介しています。

 1980年代の初期に、私は情報通信分野の先端技術の講師を頼まれて何度か中国に行きました。その頃の日本の産業や生活と、現在の日本の状況を比べると、20年後の中国の姿は決して楽観できないように思えます。それが日本にどのように影響するのかわかりませんが、私たちも10年〜20年後の国の姿を考えなければなりません。

 「朝日新聞グローブ」の記事は、インターネットでも配信されています。アドレスは「http://www.globe.asahi.com」です。一読をお勧めします。

都丸敬介(2011124)

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