なんでもマルチメディア(455):ミャンマー旅行記(5)

3月19日(日)ヤンゴン(1)
 朝6時過ぎにホテルを出発。双発のプロペラ機で1時間半飛んでヤンゴンに戻った。ヤンゴン空港からは市内ではなく、80kmばかり離れた古都バゴーに直接向かった。道路が広く、車が少ないので快適なドライブが続く。樹齢百年を超える大きな街路樹の間を走るのは気持ちがよい。通過した町や村はどこも清潔で穏やかな感じがする。
 バゴーのシュエモード・パゴダは高さが114mという、ミャンマーで一番高い壮大な金色のパゴダである。1,200年以上前に建立されたときの高さは23mだったのが、改築のたびに高くなったという。現在のものは、1931年に地震で崩れたのを1954年に再建したものである。エジプトのピラミッドは大きな石を積み上げたものだが、ミャンマーのパゴダは小さな煉瓦を積み上げたものだ。この建築技術と努力には強い意志を感じる。(写真)
シュエモード・パゴダ.jpg
全長55mのシュエターリャウン・パゴダの寝釈迦には圧倒された。この寝釈迦は映画「ビルマの竪琴」のロケ地になったという。ミャンマーに来て寝釈迦と涅槃仏の違いを認識した。主な違いは足の組み方と足の裏、そして頭を支える腕の形だという。寝釈迦の足の裏には108の絵が描かれている。(写真)
シュエターリャウン・パゴダの寝釈迦仏.jpg
 チャイプーン・パゴダは東西南北を向いた四体の巨大な座仏である。建物はない。15世紀に建立されたものであるが化粧直しをしているのでピカピカしている。
 ヤンゴンに戻って最初に泊まったセドナ・ホテル・ヤンゴンにチェックイン。インヤー湖畔の市内最高級のレストランで夕食。湖に係留された船を模したレストランで、見学だけでも入場料が必要だという。食事は品数が多いビュッフェスタイル。席はショーの舞台がよく見える良い席だった。ミャンマーの伝統舞踊はタイやインドネシアと似ているが、洗練さでは劣る。ドイツ人やフランス人のグループが目立った。
都丸敬介(2006.04.07)

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