なんでもマルチメディア(419):アラスカの旅(2)

2005年8月27日(土)
 遅めの朝食後ホテルの近くを散策。道路は広いが閑散としている。ゴールデンハート・パークには、最初にこの町に住み着いたという無名の家族の大きな銅像が立っている。水量が豊かなチェナ川の向こう側に白いシンプルな教会が建っている。
 午後3時に出発して、100km離れたチェナ温泉リゾートに向かった。チェナ温泉は、長さ45mの露天風呂(写真)を中心にして、ハイキング、ラフティング、4輪バイクのドライブ、遊覧飛行、キャンプ用テント、ホテルなどの設備が整っている。当たり前のことだが、露天風呂と室内の温泉は水着着用。かまぼこ型建物の氷の博物館の中には、中世をイメージした城と馬、ベッドがある部屋、バーなどが、すべて氷の彫刻で作られていた。
 本館のレストランで夕食をすませてから、アクティビティー・センターという広い待合室のような場所でオーロラを待つ。センターの建物の裏が小さな飛行場になっていて、滑走路がオーロラを見る場所である。10時過ぎにようやく星が見えるようになった。北緯63度の高緯度なので、北極星がほとんど頭の真上にある感じ。北斗七星やカシオペア、天の川とその中にある白鳥座など、まさに満天の星空だ。けれどもお目当てのオーロラは現れず、午前2時に引き上げた。数日前は連続してオーロラが現れたということだが、相手が自然現象ではやむをえない。
アラスカ・チェナ温泉.jpg
アラスカ・チェナ温泉
都丸敬介(2005.09.05)

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