2005年8月30日(火)
アンカレッジの東100kmのウィティアーを出発点とする、プリンス・ウイリアムズ湾の氷河観光クルーズに参加。朝9時半にホテルを出発し、湖の畔にあるベギッチ旅行者センターで小休止してからウィティアーに到着。ウィティアーの手前に長さ4kmの一方通行トンネルがあり、かなりの時間待たされる可能性があるということだったが、あまり待たなかった。元は鉄道用のトンネルで、今も鉄道と自動車で兼用している。
午後1時に出発したクルーザーは、最大時速75kmの双胴船で、スピードを出してもほとんど揺れを感じない。しかしデッキに出ると風当たりが強く、カメラのシャッターを押すのが難しいほどだ。フィヨルドの奥にある氷河の先端を幾つか見て回った。船の近くにシャチやラッコ、アザラシなどが見えると停船する。
温暖化の影響で氷河の後退が進んでいるということだが、見上げるような氷河の末端が海に崩れ落ちる様子は迫力がある(写真)。流氷の間をラッコが泳ぎ、流氷の上でアザラシが体を休めている。
クルージングの時間は4時間半。8時頃ホテルに帰着。
2005年8月31日(水)
午前10時アンカレッジ空港発のJL8801便チャーター機で帰国の途に着いた。ホテルに迎えに来ることになっていたバスが故障したために、小型車に分乗するというハプニングがあり、アンカレッジ空港の安全検査装置が1台しか稼働していないために、検査待ち時間が大きかったことなどのトラブルがあったが、出発時間の遅れはなかった。
以前は出発ロビーに置かれていた、アンカレッジ空港のシンボル「大きなシロクマの剥製」は、安全検査場所に入るエスカレーターに下にあった。懐かしかった。
氷河の末端
都丸敬介(2005.09.08)
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