なんでもマルチメディア(514):北フランス旅行記(4)

6月13日(水)
朝食後、バスでモン・サン・ミッシェルの島の入口まで行き島内を見学。テレビのコマーシャルで毎日のように目にしているピラミッド状に積み重なった修道院の最上部まで行った。日本人の世界文化遺産人気調査では、モン・サン・ミッシェルはトップ3に入っているという。
島の最下部にある入口を入ると、目抜き通りの狭い坂道の両側に、土産物屋やレストランがひしめいている。修道院の入口の手前に以前は学校だった建物がある。現在は島内の居住者が数十人しかいないので、学校は廃止されたという。立体的に構築された修道院の内部は迷路のように複雑で、よく作ったものだと感心した。
干満の差が大きいことで有名な島を取り巻く海は、干潮のためかかなり後退していた。陸地と島をつなぐ道路を造ったことで、潮の流れが大きく変わったために、道路を撤去して橋にする計画があるが、なかなか実現しないらしい。
宿泊したホテルの隣にある「ホテル・メルキュール」で名物のオムレツと子羊の昼食。衰弱しきった巡礼者のために用意されたというオムレツは泡だったクリームのようだった。日本食だと重湯かお粥といったところだろう。
昼食中に雨が降り始め、宿泊地のサン・マロに移動する間にかなり強くなった。午後2時サン・マロ到着。サン・ヴァンサン大聖堂を見てから町を取り囲む城壁を歩いた。雨が止まないのが残念だが岩場が美しかった。
ホテルは城壁の外の海岸に面したリゾートホテル「エスカール・オセアニア」。ホテルの前の道路を横切ると、砂浜に降りられる。道路沿いにホテルが並んでいるが、豪華さはなく、庶民的な海水浴場という感じ。
都丸敬介(2007.7.23)
モンサンミシェル
Monst-M-2.JPG
サンマロ
st.malo.JPG

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