このコラムの569回で合成写真を作るための写真の切り抜きのことを書きました。定年退職後に絵画教室でシニアライフを楽しんでいる人や、デジカメで写真を撮りまくっている人がたくさんいますが、合成写真を作って楽しんでいる人は比較的少ないようです。
パソコンで合成写真を作るのは難しそうだと思っている人が少なくありませんが、それほど難しいことではありません。パソコンでは合成する個々の素材の大きさや色彩の変更が簡単にでき、素材の組み合わせや配置を手早く自由に変えることができるので、作業の基本がわかると、比較的簡単にいろいろな作品を作ることができます。
添付した合成写真の「ケシの園」はパリの北西ジヴェルニーにあるクロード・モネの庭園です。ノルウェーの老人が何を話し合っているのか、パソコン教室の受講者の人たちがストーリーを考えてくれています。
「瞑想」の仏塔は、カトマンズのお寺の境内に雑然とおかれていた寄進物の一つです。高さが1mほどの小さなもので、目立つものではありませんでしたが、これだけを切り抜いたところ立派な姿になりました。曼珠沙華は今月自宅の庭に咲いたものです。
ハンドレッドクラブの皆さんはいろいろな場所で写した写真を持っていることと思います。眠っている写真を素材にして新しい夢を創造することをおすすめします。細かい切り抜きは身体の老化防止に役立つようです。
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