東京駅周辺防災隣組

9月8日BMB研究会「東京で考える東日本大震災」

財団法人都市防災協会守茂昭上席研究員の講演であったが、守氏は掲題の東京駅防災隣組の事務局長も兼任していることから話は、震災当時の東京周辺におけるビルが、帰宅難民と化した人々にどう対応したかという事例から始まった。

今後直下型地震が実際起こった際の参考になと思われる。基本は都内であれば名のある安全なビルに退避し、決して無理をして帰宅を急がないということであろうか。実際直下型では都内各地で道路や、橋や、ビルなども倒壊しとても、帰宅のために何時間も歩くというのは安全上好ましくないということになるでしょう。 今回の東北大震災は東京にとってはよい予行演習の機会となったともいえよう。

その他1000年に一度というような災害にどう対処するのか?これは難問であるが、しかし早く対処策を官民、学識経験者などで示してほしい。それにより各自の心がけも決まるでありましょう。

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東京で考える東日本大震災

 今週9月8日開催のBMB研究会「東京で考える東日本大震災」

要旨は以下となります。

 

帰宅困難者問題に初めて災害救助法が適用される
3・11各社の対応

覆った前提(Ⅰ)
Ⅰ.地震想定編
1.M9の地震は来ない
2.大津波は来ても3m
3.次の大地震は、東海・東南海
4.地震予知はできる

覆った前提(Ⅱ)
Ⅱ.原子力発電所編
1.管理さえ完全なら放射性物質は安全
2.放射性物資は均等に拡散する
3.研究を続ければ核廃棄物を無害化する技術がいつか生まれる
4.科学技術はいかなる問題も必ず解決する

覆った前提(Ⅲ)
Ⅲ.千年に1回の危険に備える社会
1.従来の防災まちづくり
2.東日本大震災後の議論

ご関心者は今からでもお申し込みを

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