WPCフォーラム(2)

インテルのデジタルホーム事業本部 コンテンツ・サービス事業本部長のケビン・コルベット副社長が基調講演を行っていた。同会場の別フロアで東京国際デジタル会議も開催中とあって、展示会場もそうだったが、無料セミナーでもあるのに聴講者は7割がたで空席の目立つ講演であった。しかしその講演からPC技術が家庭内に入り込み、リビングルームにおいてネット上のコンテンツを楽しむことのできるデジタルホームの実現へ向けてインテルの並々ならぬ意欲を感じさせた。デュアルコアCPU搭載でデジタルホームのプラットフォームとしての「Viiv」が2006年前半にでも登場するということであり。また講演でも触れられたが、インテルの様々なプラットホームの標準化に対する貢献についての努力は期待できる。デジタルホームにおける*DLNA (Digital Living Network Alliance、無線ブロードバンドにおけるWimaxなどの標準化などで大きく貢献している。独占的なCPUメーカーのイメージを払拭し、業界発展に貢献する活躍には期待したい。
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*インテルホームページよりの引用 DLNA (英語) (Digital Living Network Alliance。旧 DHWG = Digital Home Working Group) の設立メンバーの1社として同団体の活動を強力に支持しているインテルは、PC、家電、モバイル分野のさまざまなテクノロジを家庭内で融合させるための取り組みを他社と協力して進めています。

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