デング熱から思うこと

つい少し前までエボラ出血熱が話題を呼んでましたが、最近はデング熱の国内感染が話題です。我々海外調査などで海外へ出ることも多く気になるところですが、国立感染症センターなどの情報を見ると輸入症例(すなわち海外で感染し、国内で発症する)では年平均200例近くのデング熱患者がいるそうです。今回は代々木公園という身近でしかも世界からもいろいろの人が訪れる公園の蚊が発生源となったことから都や政府が大騒ぎしているというのが現状のようです。

グローバル社会になって国際間を移動する人間が多くなると同時に感染症などのウィルスなども煩雑に日本国内に入ってくるのは致し方ないところです。がこれは何とか阻止したいですよね。

かつて海外旅行の中止も続出したSARSなど影響が大きかったですね。中国への渡航がかなりストップしました。今後東京オリンピックに向け、ますます国際交流の促進が進むなか、鳥インフルやらエボラ出血熱など恐ろしい病が入り込まないようしっかりとした対策を国はとってほしいと思います。

地球温暖化の影響もあり最近の日本は熱帯的な気候になりつつあります。通常は冬になれば死んでしまう蚊などの感染を媒介する動物や昆虫なども都市化や温暖化により、都心のビルの片隅で1年中生き延びているかもしれません。

これらに対抗する人間の英知に期待です。

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