先週金曜日におきたマグニチュード9.0の東北関東大地震と高さ10mを超す大津波による被害は想像を絶するものがあります。本当に被災地の皆さまにはお見舞い申し上げます。
いち早く被災者の救出・支援が実施されるよう祈りたい。現在45万人以上が避難し、死者や行方不明も合わせて2万人を越していると報道されている。
さらに福島第一原発においては津波により原発3基がストップし、停止中であったもう一機も含めた4基から放射能漏れが発生、炉心溶融など引き起こす重大な原発事故の危機に直面しつつある。 現在政府・東電そして関連会社による被害縮小へ向けた必死の取り組みがなされている。
原発の停止などによる電力不足から、東京電力による計画停電が昨日から実施され、JR私鉄などの節電策とも重なり、東京を含め首都圏での大幅な交通制限によって、大混乱を引き起こしているの現状だ。
まだまだ先の話ではあるが、被災者の救援が終わった後には、今後もっと大きな課題が残される。青森から茨城までの500kmにもおよぶ沿岸部で消失された家屋、建物など街の復旧復興であろう。
これには国を挙げて取り組まなければならないだろう。